†車好きのとあるブログ† ENGINE FOR THE LIFE

自動車に関する最新ニュース、試乗記、製品情報を発信して行きたいと思います。

今更ですが‥ Honda シビックセダン(MC前)に試乗!!(2020.06.22)

 
もうすぐ販売終了となります、Hondaのシビックセダン。
個人的にハッチバックより好みで気になる車でした。
先日行きつけのディーラーさんの前を通りかかった時、MC前の型でしたが試乗車がありました。
ディーラーさんのご厚意で、記念に試乗させて頂きました。

f:id:sogohoken2020:20200623190314j:plain

約1時間半、走行距離にして60km弱走ってみました。
欧州車のような剛性感と俊敏な走りで、久々に運転していてわくわく出来る車です。
あと車高も座位も低く、スポーティで見た目がカッコいい! 信号待ちでガラスに映ったシビックセダンの佇まいを見て、思わずニヤニヤしてしまいました。

エンジンは1.5LのVTEC TURBO。
最大出力が173PS/5500rpmで最大トルクが22.4kgf/1700-5500rpmのスペックです。
試乗車は本革パワーシート仕様でしたので、1320kgの車体となります。
ボディサイズは少し前のクラウン並の大きさです。 
フロントの見切りが良くボンネットの膨らみを目安にすれば、車幅も非常に掴みやすかったです。
リアが絞り込まれたクーペライクなスタイルなので、バック時にはバックモニターが無いと車両感覚が掴み難いと感じました。
そのスタイリングは素晴らしく全高の低さがサイドのラインで強調され、なかなかに惹きつけられる物があります。

加速は必要にして十分速いです。
ただし排気量が小さい為めか、デジタルメーターの速度表示と実速度に若干のタイムラグが感じられました。
メーター中央に瞬間燃費計が付いていますが、少しでもアクセルを緩めるとMAX(40km/L超)まで振り切ります。
逆に少しでも踏み込むと5~10km/L表示くらいまで一瞬戻って、そこからじわじわと上がってくる感じでした。
CVTながらレスポンスがかなりリニアですね。
よくあるCVT特有のもっさり感が全く感じられない、上手い味付けになってました。
車内は若干ですがロードノイズが少し気になりました。
でもオプションの17インチでしたので、今思うとタイヤサイズを考えたら静かな方ですね。

f:id:sogohoken2020:20200623190324j:plain

風切り音も無く静粛性は1クラス上のアコード並に高かったです。
電動シートなので着座位置をかなり低くでき、まるでクーペに乗っているような感じに思えました。
質感は悪くないものの本革の生地が若干薄く感じられた点と、メモリー機能が無かったのが惜しまれます。

内装は皆さん仰られている通りです。
ナビ周りの素材がプラスチッキーなのと、ステアリングスイッチ周りの造りが残念ですね。
ステアリング自体は造りも良く、フィット等とは明らかに違う確りした革生地を使用されてました。
日本でも海外仕様で標準装備のナビ一体式のディスプレイさえ装備してくれれば‥と、残念で仕方がありません。
そう考えると、先日試乗したダイハツのタフトのディスプレイオーディオ。 もしオプションであったら‥!と思わずには居られませんでした。

f:id:sogohoken2020:20200623190321j:plain

シビックセダンの燃費はカタログで19.4km/のレギュラー仕様です。
ボディサイズと排気量を考えると優秀な部類だと思います。
同クラスのインプレッサG4やカローラースポーツと比べても、1~2割良い数字です。
実際に流れに乗って高低差の少ないバイパスや国道を走らせると、メーター表示で23~24km/Lを表示していました。
今日は涼しかったので、エアコン無しでの燃費です。

f:id:sogohoken2020:20200623190317j:plain

なんにしてもシビックセダン、本当に良い車です。
でも日本ではセダンは人気が無いので、今でも殆ど見かけません。
しかし実際に乗ってみると、世界的には大ヒットしているのも頷ける出来映えでした。
シビックセダン、ハッチバックと違って中古の相場は異様に安い‥!
車検前に何か下取り出して買い換えるのもありかも!!
セカンドカー(S660)査定して、もし高かったら‥なんて持っちゃいました。